内臓ファシアがつくる「肩こり」
―筋肉だけ揉んでも治らない肩こりの本当の原因―
「肩を揉んでもすぐに戻る」
「どこへ行っても肩こりが改善しない」
「背中の重さが抜けない」
こういった“治りにくい肩こり”の背景には、実は 筋肉ではなく内臓ファシア(内臓を包む膜) の問題が隠れていることがあります。
今回は、上田市そね整骨院に来院された50代女性の症例をもとに、
『内臓性肩こり』 とは何か?
どんな人に多いのか?
そして、なぜ肩ではなく「胃」や「肝臓の膜」を調整すると肩こりが消えるのか?
その仕組みと治療法をわかりやすく解説します。
症例:50代女性「右肩のこり・背中の重さが数ヶ月続いている」

今回の患者様は、
- 数ヶ月続く右肩のこり
- 背中の強い重だるさ
- 呼吸が浅い
- どこへ行っても改善しない
というお悩みで来院されました。
触診すると、
- 右助骨下から胃・肝臓にかけて膜の強い緊張
- 呼吸が浅く、吸気で肋骨が持ち上がらない
- 肩周辺の筋緊張は“結果”にすぎない
まさに典型的な 「内臓性肩こり」 の所見でした。
内臓が固くなると、なぜ肩こりになるのか?

〜筋肉ではなく “膜のテンション” が肩を引っ張る〜
多くの方が「肩こり=僧帽筋の疲労」と思いがちですが、それは半分正解で半分間違いです。
実は、
胃・肝臓・横隔膜は 筋膜で肩甲骨や首の筋肉と連続 しています。
つまり、
胃や肝臓の膜が固くなる → 横隔膜が引き下げられる → 肩甲骨をつり上げる力が働く → 肩こり・背中の重さへ
この流れが“内臓性肩こり”の正体です。
▼ 内臓の膜が固くなる主な要因
- ストレス
- 暴飲暴食
- 脂っこい食事
- 寝不足
- 長時間の座り姿勢
- 呼吸が浅い
- 産後の腹圧低下
これらは内臓下垂・膜の緊張を起こし、肩や首に負担をかけてしまいます。
今回の施術:肩には触れず、胃噴門と横隔膜の滑走を整える
この女性の場合も、あえて肩には触れませんでした。
行ったのは
- 胃噴門の緊張をリリース
- 横隔膜の動きを取り戻す調整
- 肝臓左葉の可動を誘導
- 肋骨の開閉リズムを回復
数分後、自然と深い呼吸が入りはじめ、
「肩まで息が届く感じです」
と本人が驚くほど変化が出ました。
施術後には、
- 肩の可動域が大きく改善
- 背中の重だるさが消失
- 肩こり特有の圧迫感が消える
肩には触れていないにも関わらず、肩こりが消えていったのです。
「肩こり=筋肉疲労」と決めつけるのは危険

実は、長年の肩こりでも“原因が肩にない”ケースは非常に多いです。
特に次のような症状がある方は、内臓ファシアの緊張を疑うべきです。
▼ 内臓性肩こりに多いサイン
- マッサージをしてもすぐに戻る
- 胃が弱い、食後に疲れやすい
- 呼吸が浅い
- ストレスが多い
- 右肩だけコリやすい(肝臓の関与が多い)
- 背中がずっと重い
- 脇腹・みぞおちが固い
- 姿勢が丸くなり呼吸がしづらい
これらはすべて「内臓が引っ張って肩を固くしている」サインです。
なぜ内臓の膜を整えると肩こりが改善するのか?
〜横隔膜の動きが変わると、姿勢・呼吸・肩甲骨が変わる〜
内臓ファシアの緊張が取れると、
横隔膜がスムーズに動くようになります。
すると、
- 背骨の可動が広がる
- 肩甲骨の位置が正常に戻る
- 肋骨が柔らかく動く
- 呼吸が深くなる
- 自律神経が整う
結果として、肩や首の負担が一気に減ります。
「肩に触れずに肩こりが消える理由」はここにあります。
そね整骨院の“肩こりの根本改善”アプローチ

上田市そね整骨院では、肩こりを単純に「筋肉の疲れ」と捉えず、
身体全体のつながりを見ながら根本原因を評価します。
▼ ① 内臓マニピュレーション(胃・肝臓・横隔膜)
筋肉ではなく内臓の膜を調整し、肩を引っ張る元を取り除く。
▼ ② オステオパシー(肋骨・胸椎・横隔膜の調整)
姿勢と呼吸のリズムを整え、肩甲骨の負担をゼロに近づける。
▼ ③ メディセル筋膜リリース(背中・脇腹)
筋膜の癒着を除去し、肩甲骨の可動域を拡大。
▼ ④ 呼吸改善アプローチ
浅い呼吸を改善し、自律神経と姿勢の安定を促す。
▼ ⑤ 生活指導(食習慣・姿勢・腹圧)
内臓の膜が硬くならないよう、個別アドバイスを実施。
肩こりは「内臓の緊張の代償」である
繰り返す肩こりは、
肩の問題ではなく 内臓の緊張の代償 である場合が多いです。
だからこそ、
- 肩だけ揉む
- 電気をかける
- ストレッチだけする
といった対症療法では、すぐ戻ってしまうのです。
本当に改善するには、
内臓ファシア(内臓の膜)のテンションを読む“内側の眼”
が必要になります。
まとめ:肩こりの原因を見誤らないことが根本改善の第一歩
- 肩こりは「内臓の膜」が原因のことがある
- 肩を揉んでも治らない肩こりは要注意
- 胃・肝臓・横隔膜の緊張が肩甲骨を引き上げてしまう
- 内臓を調整すると、肩に触れずとも肩こりが消える
- 上田市そね整骨院では内臓×筋膜×オステオパシーで根本改善
もし、
「何をしても治らない肩こり」
「背中の重さがずっと続く」
「右肩だけ固まる」
そんなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
身体の深部にある“本当の原因”を見つけ、根本から改善へ導きます。
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【そね整骨院|上田市緑ヶ丘】
慢性痛や不定愁訴に対するオステオパシー徒手療法に特化した整骨院です。
そね整骨院
〒386-0022長野県上田市緑ヶ丘3-21-9
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