ぎっくり腰って何?
「急に腰が痛くなって動けなくなった…」
「重い荷物を持った瞬間、腰に激痛が走った…」
このような経験をされた方は少なくないと思います。
いわゆる“ぎっくり腰”とは、突然起こる激しい腰痛のことを指し、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれます。
ぎっくり腰の原因とは?
ぎっくり腰の原因はひとつではありません。以下のような日常動作や体内の不調が引き金になることがあります。
- 重い物を持ち上げたとき
- くしゃみや咳を強くしたとき
- 食べ過ぎて内臓に負担がかかったとき
- 内科的な疾患(特に腫瘍などの重大な病気)
このように、筋肉や関節の問題に限らず、内臓やホルモンバランスの影響も受けるため注意が必要です。
なぜぎっくり腰を繰り返すのか?
多くの方が「治ったと思ったのに、またぎっくり腰に…」という経験をされています。
それは、痛みが引いただけで“原因”が解決されていないからです。
例えるなら、天井から雨漏りしている家で、床の水だけを拭いている状態。
天井の修理をしなければ、また雨が降れば水たまりができます。
ぎっくり腰も同じで、原因となる部位が改善されていなければ再発してしまうのです。
キーポイントは「仙腸関節」
ぎっくり腰の根本原因として、特に注目されているのが「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」です。
仙腸関節とは、骨盤の真ん中にある仙骨と、左右にある腸骨の間にある関節で、以下のような役割を担っています。
- 上半身の体重を支える
- 歩行やジャンプなど、下半身の衝撃を吸収する
この関節は、強靭な靭帯によってほとんど動かないように保たれていますが、出産やケガ、手術の影響で靭帯が緩んでしまうことがあります。
そして次のような動作や習慣が、関節に過剰な負荷をかけ、ズレや捻挫を引き起こすことがあります。
- 中腰での作業
- 片足重心などの左右差
- 長時間のデスクワーク
- スポーツでの片側に偏った動作
これにより「仙腸関節性腰痛(仙腸関節捻挫)」が起こり、ぎっくり腰のような激痛を引き起こすのです。
仙腸関節のズレによる症状とは?
- 腰の片側だけが痛い
- お尻や太もも、鼠径部(そけいぶ)にまで痛みが出る
- 痛みで体を動かすのが困難
- 朝起き上がるのがつらい
こうした症状がある場合、仙腸関節が原因である可能性が高いです。
レントゲンやMRIでは異常が見つからないことも多く、「原因不明の腰痛」と言われることもあります。
ぎっくり腰を繰り返さないためには?
「湿布や痛み止めで治った!」と思っても、それは表面上の症状を抑えているだけです。
再発を防ぐためには、根本的な原因=仙腸関節や骨盤の歪みを整えることが必要です。
また、日頃から以下のようなケアや予防も大切です。
- 骨盤周りの柔軟性を保つストレッチ
- 正しい姿勢を意識する
- 長時間同じ姿勢を避け、定期的に体を動かす
- 内臓疲労や便秘などにも気をつける
当院での施術 ― オステオパシーによるアプローチ
そね整骨院では、ぎっくり腰の根本改善のためにオステオパシーというアプローチを取り入れています。
オステオパシーとは、「身体は一つのユニットであり、自然治癒力がある」という考えに基づき、筋肉・関節・内臓・神経・血流などを総合的に診る手技療法です。
特にぎっくり腰や慢性腰痛の方には、仙腸関節だけでなく、内臓や筋膜の状態も見極め、全身のバランスを調整することで再発しにくい体へ導いていきます。
✅マッサージだけでは良くならない
✅毎回痛みを繰り返している
✅腰痛がクセになっている
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
【まとめ】
ぎっくり腰は、突然起きる「結果」にすぎません。
原因の多くは仙腸関節の機能障害や骨盤の歪みにあります。
表面的な処置だけでは再発リスクが高くなりますので、原因を見極めたうえでの根本的な施術が必要です。
上田市でぎっくり腰や腰痛にお悩みの方は、そね整骨院へお気軽にご相談ください。
オステオパシーによる本質的なケアで、痛みのない身体を一緒に目指していきましょう。
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【そね整骨院|上田市緑ヶ丘】
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