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咬筋と全身のつながり|噛みしめが腰痛や肩こりを生む理由|そね整骨院

〜噛みしめが腰痛や肩こりを生む理由〜

「肩や首がこる」「腰が重い」――そんな症状が続く方の中には、**無意識の“食いしばり”**が原因になっている方が少なくありません。

実は、私たちが食事やストレス時に使う「咬筋(こうきん)」という筋肉は、単に口を閉じるだけでなく、全身の姿勢やバランス、自律神経にも大きく関係しています。

本記事では、咬筋と全身のつながりをオステオパシーの観点から解説し、なぜ噛みしめが腰痛・肩こりを引き起こすのかを紐解いていきます。

咬筋とは?その役割と位置

咬筋は、下顎の角(エラの部分)から頬骨にかけて付着しており、

「噛む」「口を閉じる」動作を担う非常に強力な筋肉です。

この筋肉は、顔や頭だけでなく、頸椎・胸郭・骨盤など全身と筋膜で連動しています。

そのため、咬筋の硬さは顔周りだけでなく、首・肩・背中・腰の筋肉にも影響を及ぼします。

咬筋と全身をつなぐ筋膜の連鎖

オステオパシーでは「筋膜の連続性」という考え方があります。

筋肉を包む膜(筋膜)は全身で一枚のようにつながっており、

ある部位の緊張が離れた場所にも影響するのです。

① 咬筋 → 舌骨筋群 → 胸鎖乳突筋 → 鎖骨・胸郭

咬筋が緊張すると、舌骨を介して首の前面の筋群が引かれ、頭部が前に出やすくなります。

この「頭部前方位姿勢」はストレートネックや巻き肩を引き起こし、肩こり・首こりを悪化させます。

② 咬筋 → 側頭骨 → 硬膜 → 仙骨

咬筋の付着部である側頭骨は、頭蓋骨の中でも動きの大きい骨です。

片側だけ咬筋が硬くなると、頭蓋のバランスが崩れ、内部の硬膜(脳や脊髄を包む膜)が引かれます。

この硬膜は背骨を通じて**仙骨(骨盤の中心)**に続いているため、

咬筋のテンションが仙骨の動きまで制限し、腰痛の原因となります。

③ 咬筋 → 胸骨・腹筋群 → 腸腰筋

強く食いしばると腹圧が高まり、横隔膜や腸腰筋の動きが悪くなります。

結果、呼吸が浅くなり、腰椎や骨盤に余計な負担がかかってしまいます。

食いしばりと肩こり・腰痛のメカニズム

▶ 肩こり

食いしばりによって咬筋が硬くなると、頭の位置が前にずれます。

すると重い頭を支えるために僧帽筋上部・肩甲挙筋が過剰に働き、首・肩の筋肉が常に緊張します。

この状態が続くと、肩こりだけでなく頭痛や眼精疲労も出やすくなります。

▶ 腰痛

片側の咬筋が強いと、側頭骨がねじれ、硬膜が引っ張られて仙骨の動きが制限されます。

また、食いしばりによって横隔膜が固まると、腹圧バランスが崩れて腰椎に負担がかかります。

これにより、姿勢が崩れ、慢性的な腰痛へとつながります。

自律神経との関係

咬筋はストレスと密接な関係があります。

精神的な緊張や不安を感じたとき、人は無意識に歯を食いしばります。

これは「戦うか逃げるか(Fight or Flight)」反応による交感神経優位の状態です。

この状態が長く続くと、

  • 筋肉の緊張
  • 血流の悪化
  • 呼吸の浅さ

    が進行し、肩こり・腰痛・頭痛・めまいなどを悪化させます。

    特に睡眠中の歯ぎしりは、体がストレスを処理できていないサインとも言われています。

    咬筋のセルフチェック

    ✅ エラの部分を指で押すと痛い
    ✅ 朝起きると顎が重たい
    ✅ 口を開けると「カクッ」と音がする
    ✅ 肩こり・首こりが慢性化している
    ✅ 片方の歯で噛む癖がある

    これらが当てはまる方は、咬筋の過緊張が起きている可能性が高いです。

    オステオパシーによる調整

    そね整骨院では、咬筋を単に「もみほぐす」のではなく、

    その奥にある頭蓋骨・硬膜・顎関節・頸椎・骨盤を含めて全体のバランスを整えていきます。

    施術の流れの一例

    1. 咬筋・側頭筋のリリース
    2. 顎関節の左右バランス調整
    3. 頸椎〜胸郭の可動改善
    4. 横隔膜・骨盤底筋の解放
    5. 仙骨・腰椎の調整

    咬筋だけを緩めても、根本的な改善は難しいため、

    全身の「つながり」を見たアプローチが重要です。

    施術後によくある変化

    • 顔がスッキリし、口が開きやすくなる
    • 首や肩のこりが軽減する
    • 呼吸が深くなり、眠りが良くなる
    • 腰の動きがスムーズになる

    このように、咬筋の調整は美容面だけでなく、全身のバランスと機能改善にもつながります。

    まとめ
    • 咬筋は単なる「噛む筋肉」ではなく、頭蓋・頸椎・骨盤までつながる全身連鎖の起点
    • 食いしばり癖は、首・肩・腰・呼吸・自律神経に悪影響を及ぼす
    • オステオパシーでは、咬筋を含む全身を通して根本改善を図る

    上田市で「食いしばり」「肩こり」「腰痛」にお悩みの方へ

    そね整骨院では、

    咬筋を含めた頭から骨盤までのつながり」を整えるオステオパシー施術を行っています。

    「噛みしめが強い」「肩こりが取れない」「腰痛が繰り返す」

    そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

    体の不調の原因は、意外な“噛む筋肉”にあるかもしれません。

    💡上田市で根本的に身体を整えるなら そね整骨院へ

    頭・顎・骨盤をつなげて、全身のバランスを整えます。

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    ≪予約優先制≫TEL 0268-84-2098

     

    🕐 診療時間:8:00〜12:00 / 15:00〜19:00(土曜午後・日祝休)
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