肩こり・腰痛がなかなか良くならない本当の原因
― 胸郭と呼吸から考える身体の仕組み ―
「マッサージをしても肩こりがすぐ戻る」
「腰痛を繰り返してしまう」
このような悩みをお持ちの方は、肩や腰そのものだけに原因がない可能性があります。
年末に参加したセミナーで改めて学んだのが、胸郭(きょうかく)と呼吸の重要性です。
実は、肩こり・腰痛と胸郭の動きの制限、呼吸の浅さはとても深い関係があります。
肩こり・腰痛と「胸郭」の関係とは?

胸郭とは、
- 肋骨
- 胸椎(背骨の胸の部分)
- 胸骨
で構成される、心臓や肺を守るカゴ状の構造です。
本来、胸郭は
- 呼吸に合わせて広がり、縮む
- 上下・前後・左右にしなやかに動く
という特徴があります。
しかし現代人は、
- 長時間のデスクワーク
- スマホ操作
- 猫背や巻き肩
- 運動不足
などにより、胸郭の動きが著しく制限されています。
胸郭が動かないと何が起きるのか?
胸郭の可動性が低下すると、
- 肩甲骨が自由に動けない
- 首・肩の筋肉が過剰に働く
- 腰が代わりに動いてしまう
結果として、
👉 肩こりが慢性化
👉 腰痛がなかなか改善しない
という状態を引き起こします。
呼吸が浅くなると身体はどうなる?

胸郭の動きが悪くなると、自然と呼吸が浅くなります。
浅い呼吸が続くと、次のような悪循環が起こります。
① 筋肉が固くなりやすい
呼吸が浅い=酸素の供給が少ない状態。
筋肉は酸欠になり、緊張が抜けにくくなります。
② 静脈・リンパの流れが悪くなる
呼吸は、
- 静脈血を心臓に戻す
- リンパを流す
というポンプ作用を担っています。
呼吸が浅いと、
- むくみ
- 疲労物質の滞留
- 冷え
が起こりやすくなります。
③ 自律神経・免疫にも影響
浅い呼吸は交感神経優位の状態を作り、
- 眠りが浅い
- 疲れが取れない
- 風邪をひきやすい
など、自律神経や免疫機能の低下にもつながります。
横隔膜が硬くなると起こる問題

呼吸の中心となる筋肉が横隔膜です。
横隔膜は、
- 呼吸
- 姿勢の安定
- 内臓の動き
- 血液・リンパ循環
に深く関わっています。
横隔膜が硬くなる原因
- ストレス
- 長時間の前かがみ姿勢
- 呼吸の浅さ
- 内臓疲労
これらが重なることで、横隔膜は動きづらくなります。
横隔膜が硬い人の特徴
- 肩で息をしている
- お腹が動かない
- 反り腰・猫背
- 肩こり・腰痛を繰り返す
心当たりがある方は要注意です。
胸郭・横隔膜を緩める重要性
肩こり・腰痛の改善には、
痛いところを揉むだけでは不十分です。
大切なのは、
👉 胸郭と横隔膜をしっかり緩めること
胸郭・横隔膜が緩むと…
- 深い呼吸ができる
- 肩や腰の筋肉の負担が減る
- 血流・リンパの流れが改善
- 自律神経が整う
結果として、
**「肩こり・腰痛になりにくい身体」**へと変わっていきます。
そね整骨院でのアプローチ

そね整骨院では、
- 肩や腰だけを見る
- その場しのぎの施術
は行いません。
当院で大切にしているポイント
- 胸郭の動きの評価
- 横隔膜の硬さチェック
- 呼吸の深さ・リズムの確認
- 姿勢・体の使い方の分析
これらを丁寧に行ったうえで、
胸郭・横隔膜へのアプローチを取り入れています。
肩こり・腰痛を繰り返さない身体作りへ
肩こりや腰痛は、
「年齢のせい」
「体質だから仕方ない」
と思われがちですが、実際は
身体の使い方・呼吸の質が大きく関係しています。
胸郭と横隔膜を整え、
本来あるべき自然で深い呼吸を取り戻すこと。
それが、
- 肩こり
- 腰痛
- 疲れやすさ
から解放される第一歩です。
まとめ
- 肩こり・腰痛は胸郭の硬さが関係している
- 呼吸が浅いと筋肉・循環・自律神経に悪影響
- 横隔膜を緩めることで身体は大きく変わる
- 痛みを繰り返さない身体作りが大切
慢性的な肩こり・腰痛でお悩みの方は、
ぜひ一度、呼吸と胸郭の状態を見直してみてください。
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慢性痛や不定愁訴に対するオステオパシー徒手療法に特化した整骨院です。
そね整骨院
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